部活終わり
ようやく今日、我が美術部のコンクールの結果が出ました。あまり詳しく書いてしまいますと、特定できてしまいますので・・・(笑)
このコンクールは我が部での、一年の一番大きな行事で、そして三年が最後に力を入れる運動部でいうと総合体育大会みたいなものです。
我が学校の美術部は毎年三年生が賞をとっています。
すみません、今回は暗くなります。
ついったーを禁止してしまったものですから、ここでたくさん意見を言いたいと思います。
今日塾から帰って速報をみてみますと、確かに我が校の名前はあったけど、書いてあったのは二年生の作品一つでした。三年は一つもなし。
制作段階ですごいすごいと皆に言われていましたし、入ってて嬉しかったです。
三年が入賞を優先される中、数少ない二年の入賞。それほど素晴らしい作品で、それを審査員もしっかりわかってくれてたから、本当に嬉しかった。
しかし、二年だけ賞をとり、三年が一つも取らず・・・一番恐ろしい結果なのだと思います。自分じゃなくても、三年一人入ってたらほっとしたかもしれません。
他の皆はどう受け止めたんだろう。この事実を。
確かに賞が一番じゃないことはわかっているけど、いざこういう風になってしまうと、すごい悔しい
私にはいろいろ目的があった
三年生はすごいんだ、見せるところをしっかりみせて引退するんだ、という思いと、同じ共同の子で「油絵はクソ」だと言っていたあの子に、私が最後まで本気を出して、例え模写でもとれるんだ、油絵はすごいんだと伝えたかったことと、とることで顧問や家族、学校の人たちを少しでも喜ばせられたら、っていう思い
思いがいっぱいあったのは、他の三年も一緒だったと思う。皆なかなか話さないから、実際はどんな思いなのかはわからない。けれど大きな思いがあったんだ。
このような結果になってしまったから、この際綺麗事をいっぱい並べる。だからこんなことも言う。その思いだけで十分だったんだと。
確かに賞はない。全校で表彰されなければ、垂れ幕が飾られることもなし。後輩含めはたからみれば、私たちの代は何も残せなかったのだろう。
でも無駄ではなかった。たくさん苦労した。周りにいっぱい支えられた。制作中うまくいかなくて頭抱えることもあった。もう無理なんだってできないってそうおもってたこともあった。けどその経験全部が私たちを成長させてくれたんじゃないか。
この事実を受け止めるっていうのは、私たちの最後の試練となった。
完全に引退する前に、後輩と一緒に鑑賞する前に、気持ちを整理しておきたいと思う。
辛いけれど、あの二年生の子にそういう顔を」みせてはならないのだ三年生諸君。
そんな思い吹き飛ばす勢いで、彼女を祝福してあげよう。
「二年生でなんてすごい」私たちが伝統を壊したというより、「彼女が新たな伝説を作ったのだ」と。
そして最後にお疲れ様。私はあなたたちと活動できて幸せでした